サステナプル関連プロジェクトRideeco®︎(リデコ)を展開するモリトグループでは、
日本に漂着するプラスチックごみの総重量の内約40%が廃漁網、ロープのうち※の廃漁網を
活用しテープや生地に再生する活動を推進しております。
※平成28年度環境省による海洋ごみの調査
この度、モリトアパレル株式会社は、
千葉県立銚子商業高等学校の生徒と、
千葉県銚子市・同県旭市・茨城県神栖市エリアを中心に全国の漁業者へ漁網や漁業資材の
販売やメンテナンスを行う森幸漁網株式会社とともに、
廃漁網再生生地を使ったオリジナルデザインのTシャツを製作し、
販売することが決定しました。
Tシャツは、銚子商業高等学校の生徒がデザインし、
2024年11月頃より、ちばぎん商店が展開するクラウドファンディングサイト
「C-VALUE」で販売する予定です。
商業を学ぶ銚子商業高等学校の生徒へ、
海ごみ問題の解決のためのものづくりを実践、体験する機会を提供することができました。
社会に若い世代がデザインしたTシャツを発表することで、
多くの世代の方々に本企画を知ってもらい、
未来に美しい地球を繋げていくためのアクションを取るきっかけとしていただければ幸いです。
2024年8月には、生徒に廃漁網をリサイクルする
意義を知ってもらうために銚子商業高等学校にて
森幸漁網株式会社による海ごみの現状や、漁業従事者の減少に関する講義を行いました。
モリトアパレルからは、廃漁網を活用したものづくりの工程を説明し、
実際に生徒がデザインするTシャツ生地を手に取って触ってもらいました。
今後は、銚子商業高等学校の生徒とともに、
廃漁網から異物を除去する作業を体験し、デザイン発想に役立ててもらう予定です。
本ページでは活動の進捗をお知らせしてまいりますので、どうぞご期待ください。
〜Rideeco®︎について〜
モリトグループが取り組んでいるプロジェクト Rideeco ®︎には、“Ride for Eco(サステナブルを支持する)” という意味が込められています。
地球環境を守るために企業、業種、業界の垣根を越え、未来に繋げる 新しい価値を創造することを目的としており、
その活動の一つとして、海洋プラスチックごみの約40%を占める廃漁網とロープのうちの廃漁網を活用した、
樹脂パーツ、テープ、生地などの開発を行っております。
モリトグループ は、これらを使って様々なブランドと協業し、環境への配慮だけでなく、
機能性にもこだわった、帽子・ ペンケース・スクールリュック・バッグ・洋服・靴・ハンモックなど幅広い商品を発信してきました。
廃漁網を原材料の一部としてリサイクルした生地「オーシャンカレント®︎」の他にも、
環境に配慮した 製造方法を使用して製品を生産することで消費される水や電力の大幅な削減や、衣類の裁断ロスなどを 紙に再生し、
産学連携でサステナブルについて学びを深める取り組みなどを行なっております。
サステナブルを 「あたりまえ」にするべく、すべては未来に美しい地球を繋げていくために、
これからも私たちは Rideeco®︎ の取り組みを推進していきます。
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