建築家・永山祐子氏の個展、「永山祐子個展 確かにありそうなもの」が9月20日(土)より開催されます。
本個展で展示されるタペストリーとTシャツには、モリトアパレル株式会社が開発した
日本国内で回収した廃漁網の再生糸で織られた生地を採用いただきました。
左上から 東急歌舞伎町タワー、2027年国際演芸博覧会、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」
うみのハンモック、AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY
タペストリー使用画像(はなのハンモック)
永山氏にとって約12年ぶりの個展となる今回は、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」「2020年ドバイ国際博覧会 日本館」の
万博パビリオンに関する展示、ジュエリーから高層ビルに至るまで、
スケールや領域を横断し続ける永山祐子氏のデザインプロジェクトを、模型や素材、実際のプロダクトなどを通じてご覧いただけます。
また、展覧会を様々な角度から楽しめるよう、永山氏自身による音声ガイドを会場で無料配布する予定です。
さらには永山氏が手がけたジュエリーや家具、出版本(一部サイン入り)なども直接ご購入いただけます。
販売に関する詳細情報は会場の販売リストよりご確認ください。
【開催概要】
永山祐子個展「確かにありそうなもの」
・会期:9月20日(土)〜10月12日(日)
・時間:12:00〜19:00
・休廊:月–火
・入場:無料
・会場:AWASE gallery(新宿)
〒160-0022 東京都新宿区新宿3丁目32−10 松井ビル8F
・主催:AWASE gallery、永山祐子建築設計
・お問い合わせ:info@awasegallery.com
https://awase-gallery.co
【永山祐子氏 コメント】
今年、作品集と新書という二冊を刊行する節目に、ギャラリーからお声がけをいただき、本展を開催することとなりました。
会場は二つの部屋で構成されています。ひとつ目の部屋には、作品集の「レシピページ」を思わせる展示が広がります。
発想の種や、思いがけないブレイクスルーをもたらしたモノが並び、私の頭の中をそのまま形にしたような空間となっています。
もうひとつの部屋では、作品集の一章「動く建築」をテーマに、万博をはじめとするリユースのプロジェクトを実物のモックアップや
映像を通して、かたちを変えながら未来へとつながっていく建築の姿として展示しています。展示写真はタペストリーや
Tシャツとなっており、会期終了後も廃棄されることなく、誰かの手に渡り、新たに活かされることを願っています。
また、展示解説は音声でお聞きいただけますので、会場で作品とあわせて、
あるいは帰り道などに耳を傾け、展示の理解を深めていただければと思います。
【永山祐子氏 プロフィール】
1975年東京生まれ。青木淳建築計画事務所を経て2002年永山祐子建築設計設立。
主な仕事に「豊島横尾館」「ドバイ国際博覧会日本館」「東急歌舞伎町タワー」、
大阪・関西万博「ウーマンズパビリオン」と「パナソニックグループパビリオン『ノモの国』」など。
JIA新人賞(2014)、山梨県建築文化賞、東京建築賞優秀賞(2018)、照明デザイン賞最優秀賞(2021)、
WAF Highly Commended(2022)、IFデザイン賞(2023)など。現在「Torch Tower」などの計画が進行中。
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